10月10日(木)
校庭で 土器を焼成
6年生は、7月に社会科見学で那須風土記の丘資料館に出かけ、土器づくりを行いました。その土器は、資料館で保管していただいてましたが、本日風土記の丘資料館の学芸員やボランティアのみなさんに協力いただき、校庭で土器焼成作業を行いました。
まず初めに、火を起こし、炭にしたところに自分の土器を並べました。
その後は、御覧のとおり火起こし体験です。2人1組で取り組みましたが、なかなかうまくいきませんでしたが、少しずつこつをつかみ、火種を作り、麻の繊維にくるめて火を起こすことができました。
そして、いよいよ火の点火式です。火起こしをし、火種に付いた火から、代表で菊地さんが点火しました。
その後は、いよいよ下焼きです。30分ごとに土器を回しながら、土器の表面を焼きました。
そして、午後はいよいよ土器を炎の中に入れ、本焼きです。土器を入れた後、薪を組め、勢いよく1時間ほど焼きました。
そして、いよいよ完成です。始まりから焼き上がるまで約4時間かかりましたが、自分たちが練って作った土器を目の前で焼き、また、火起こし体験もすることができ、五感で様々なことを学んだと思います。子どもたちの感想の一部を紹介します。
〇資料館で作った土器を みんなで協力し合って焼いたりする事ができました。一番難しかったことは火を越しで
す。疲れるくらい早く一生懸命やりました。 最後の片付けはとても大変だったけれどみんなできれいにすること
ができました。今日焼いた土器を大切に使ったりしたいと思いました。一番思ったのはみんなの土器はきれいな
土器だなあと思いました。
〇自分の土器を焼くことができました。昼休みのときには、煙や炎がすごくてびっくりしました。私の土器には取
っ手がついていたり飾りがついていたりするので壊れてしまったり取れてしまったりするのかなと思いましたが、壊れたり取れたりせずにどきを焼くことができました。みんなの土器が上手に焼けていてすごかったです。はにわは手が片方取れてしまいましたが、とても上手に焼けていました。火起こしでは、協力して、火種を作ることができました。火起こしすることが楽しかったです。
本日も、那須風土記の丘の学芸員やボランティアのみなさんのおかげで、貴重な体験をすることができました。心より感謝申し上げます。