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11月16日(木)

歴史クラブ 大関増裕(ますひろ)について学ぶ

本日は6校時にクラブがありました。本年度より本校では、歴史クラブをつくりました。子どもたちが黒羽の歴史に関わることで興味をもったことについて学ぶクラブですが、本日は黒羽藩主 “大関増裕” について学びました。

みなさんは、大関増裕についてどんなことを知ってますか? 大関増裕は、歴代の黒羽藩主の中で、最も有名な藩主です。どんな活躍をしたかというと、例えば、黒羽藩は外様大名だったにもかかわらず、幕府の“若年寄”まで上り詰めたこと。江戸城無血開城に尽力した“勝海舟”とは師弟関係にあり、幕府内では協力して海軍の整備に努めたこと。などです。

本日も、芭蕉の館の学芸員 新井敦史先生に大関増裕についてたくさんのことを紹介していただきました。説明を聞いている子どもたちも、興味をもち、時には話の内容にびっくりすることもありました。また、一緒に聞いていた私も、初めて知る内容もありました。例えば、幕府が大政奉還をした数ヶ月後、大関増裕は黒羽藩に戻り、数日後に謎の死を遂げるですが、その日は、大関増裕にとって、”満30歳の誕生日”だったこと。そして、その日は京都で“王政復古の大号令” が発せられた日だったこと。

歴史に関心がある人にとっては、とても興味深い内容でした。次回は、藩校 作新館で実際にどのような学習を行っていたか、その様子を体験する予定です。